1932年に創業した、千葉県の九十九里町に工房を持つガラスメーカー。独創的で楽しい高品質のガラス製品を、職人たちの手によってデザインから製造まで一貫して行い、4000種類を超える多くの新製品を生み出し続けています。手にした瞬間に思わず微笑んだり大切な方をもてなすときに使いたくなるような、使う人の暮らしを彩る ぬくもりを持ったものづくりを大切にしています。
■職人が一貫して携わるものづくり
ガラスは成形前 約1400℃にまで熱され溶け、約600℃で冷え固まります。その間、ガラスが最高に美しくなる一瞬を逃さずに捉えてカタチにし、ガラスの特性を最大限に引き出しています。独特の輝きと流れるようなフォルムの創出のために〈スガハラ〉の職人たちは日々ガラスと向き合い「ガラスの声」に耳を傾けています。
そんなガラスの美しさや素晴らしさを熟知した職人たちだからこそ思いつくアイディアで、商品の制作だけでなくデザインや開発も職人が担っているところが特徴です。
■暮らしを彩り、寄り添うデザイン
〈スガハラ〉の長い歴史の中で誕生した製品は4000種類を超えており、毎年多くの新製品が開発されています。そのすべては、「使い手の暮らしを彩り、寄りそうものであること」を大切にした職人たちから生み出されています。
心が明るくなるような、ガラスならでの輝きや色彩、暮らしのシーンを演出するデザインが魅力で、使う人の生活に寄り添ってくれます。
1932年の創業以来、手仕事によるガラス製造にこだわり、職人たちが日々ものづくりに熱中し切磋琢磨する工房の様子は、変わることのない光景です。積み上げてきたものづくりの伝統を引き継ぎ、革新しながら、世界で最も使い手と距離が近いガラスメーカーを目指しています。ガラスは高温で熱すればまた元の液体状に戻る稀有な素材であり、リサイクル性にとても優れていることから、近年ではリサイクルガラスを新たに発表したりと、サステイナブルにも積極的に取り組んでいます。